作業について考える作業
皆さまこんばんは!
ブログ始めて4日になりましたので、私のブログタイトルである"作業を楽しむ"の"作業"について私の考えを書いていこうと思います!
そもそも何故"作業"にこだわるのかというと、私が作業療法士だからです。
作業療法士と聞くとほとんどの人が「理学療法士と同じリハビリの人」という考えが出てくると思います。
そして、リハビリを少しでも知っている人に作業療法士が何をしてるのかと問うと、「生活の事を考える人」や「手の方をやってくれる人」と考えると思います。
これは確かに間違えていないです。実際病院のリハビリでは上記のリハビリがメインだと思います。
ちょっと待ってください!
作業療法士はそれだけじゃないんです!私達作業療法士は"作業"のプロ!
人の作業に注目し、こだわりを大切にしながら、作業を分析し、その作業を獲得するための手段をあらゆる視点から考えマネジメントしていくのが私達作業療法士です!
病院でやっているのはほんの一部であり、一部の作業療法士は理学療法士と同じような事をしてしまうからこそ、周りの人から「理学療法士と同じリハビリの人」と捉えられてしまうのではないかと思います。
そもそも作業って何?と聞かれた時に私はこう答えます!
「作業とはその人にとって意味のある活動である」
意味のある活動というのもとても簡単ですが複雑です。
例えば
Aさんはとてもお腹が空いている状況
Bさんはお腹いっぱいで何も食べたくない状況
ここでおにぎりを差し出した時にAさんにとっては"食べる"事が作業
Bさんにとっては"捨てる"もしくは"誰かにあげる"ということが作業
作業というのは人によって大きく変わります。
作業療法士はそんな人それぞれの感覚を大切にしてマネジメントしていく変態です笑
『作業療法士は変態であれ』
私が凄いと感じた作業療法士はこんなことを言っていました笑
そのぐらい作業にこだわるのが作業療法士であるべきだと私は考えています。
ここでやっと話が戻りますが、作業を分析するためには自分自身が体験するのが一番だと考えに至りました。
だからこそ、私はあらゆる作業を楽しみながら分析していこうと考え、このようなブログを始めました。
長々と述べましたが私が"作業uという言葉にこだわる理由はこんな感じです。
明日からも"ブログという作業"を楽しみながら"作業"を楽しんでいこうと思います!
最後に
今年から作業療法士は定義が変わりました
去年まで
作業療法とは,身体又は精神に障害のある者,またはそれが予測される者に対し,その主体的な生活の獲得を図るため,諸機能の回復,維持及び開発を促す作業活動を用いて,治療,指導及び援助を行うことをいう.
今年
作業療法は,人々の健康と幸福を促進するために,医療,保健,福祉,教育,職業などの領域で行われる,作業に焦点を当てた治療,指導,援助である.作業とは,対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す.
どう変わったのかざっくり言うと
作業療法の対象が"疾患がある"という前提から"作業を行う全ての人々"に変わりました。
作業療法士は病院にこだわるのがもったいないぐらいどこの分野でも活躍できる職業なのです!
私の目標はそんな最高に変態な職業の知名度を上げることです!
おまけですが最後まで読んでくれた方ありがとうございます!